挑戦その6―X―

在宅挑戦記録

X青バッジ挑戦のきっかけ

「自分の発信で誰かを救いたい」
その一心で、私はX(旧Twitter)の青バッジを購入し投稿に挑戦した。

元看護師として、これまで多くの人の「心のケア」に関わってきた経験がある。
しかし、退職後の今は誰の役にも立っていない上、無収入。貯金を減らすばかりで自己肯定感が下がっていた。
そんなとき、「SNS発信で誰かの役に立てるかもしれない」と思い立ち、AIと共に走る1ヶ月が始まった。

AIと共に走った1ヶ月:毎日投稿のリアル

テーマは「メンタルヘルス」。
AIに相談しながら、毎日欠かさず投稿を続けた。

投稿内容は、「心のケア」や「前向きな言葉」。AIも使いながら、自分の納得するする言葉を選び、
「落ち込んだときの対処法」や「自分を責めないコツ」など、フォロワーの心に寄り添う内容を意識した。

最初は反応が少なかったが、徐々に共感のコメントやフォローが増えていった。
「誰かの役に立てている」と実感できた。

SNSでは救えない、無力さを痛感

しかし、フォロワーが増えるにつれて、DMをくれる人も現れた。
だがほんの少しの違和感があった。
詳細は省くが、医療機関へつなぐ必要があるかもしれない、と看護師の感が働いた。


SNSの世界では、相手の表情も声も見えない。
どうしたらいいか、考えているうちにブロックをされた。
連絡を取ることができなくなった。
どうすることもできなくなった。

白衣を脱いでも、看護師としての責任感が消えなかった。
もしも次に同じようなフォロワーさんが現れたら?
顔も住所もわからないのに、どこにも連絡のしようがない。
相談する先は、私じゃだめだ。救えない人間が、期待を持たせるわけにはいかない。
続けたらだめ、と思った。


誰かを救う言葉はたくさんある。
実際に、私も現役時代にSNS上の言葉に何度も背中を押してもらった経験がある。
だけど、今は看護師じゃない。住所も連絡先もわからない人を直接誰かを救うことなどできないし、手を差し伸べえることができない。
自分の無力さが情けなかった。

撤退の決断:918円の青バッジ代より大きな学び

青バッジの月額918円。
結果的に、収益はゼロ。
むしろマイナスだった。

でも、この1ヶ月で得た学びは、数字では測れないほど大きかった。

  • 自分の発信には責任が伴う
  • 発信には「メンタルの強さ」が必要
  • AIは助けてくれるが、最終的に責任を持つのは自分
  • 組織に属していないため、すべては自分の責任

SNS発信は、ただの情報発信ではない。
人の心に触れる仕事であり、同時に自分の心とも向き合う作業だ。

発信者は「メンタルおばけ」でなければならない

この挑戦を通して痛感したのは、発信者には「鋼より強いメンタルの強さ」が求められるということ。
どんなにAIがサポートしてくれても、最終的に「発信ボタン」を押すのは自分。
批判も、無反応も、すべて自分で受け止めなければならない。

SNSで発信を続ける人たちは、まさに「メンタルおばけ」だ。
彼らは強いだけでなく、折れそうになりながらも立ち上がる力を持っている。
きっと、もっと重い相談を受けているだろう。
アカウントの通報だけではやりきれない思いを積み重ねているはずだ。

投資も、勉強も、アカウント運用も、継続するメンタルの強さが不可欠だった。

6つの挑戦、すべて収益ゼロ。それでも「経験値」は積み上がる

これまで、クラウドワークス・LINEスタンプ・SNS発信など、6つの挑戦をしてきた。
結果はすべて「収益ゼロ」。むしろ、投資の場合、持ち株で含み損の時もある。

けれど、失敗の数だけ「経験値」が増えている。
そして、経験値が増えるほど、発信の深みも増していく。

「失敗=終わり」ではなく、「失敗=経験」。
経験が増えるほど、人生はちょっと面白くなる。

まとめ:まだ一円も稼げていないけど、挑戦は続く

X青バッジ挑戦は、結果だけ見れば「失敗」だった。
けれど、心の限界を知り、自分の弱点を見つめ直すきっかけになった。

SNS発信は、数字よりも「自分をどう保つか」が大切。
AIと共に走った1ヶ月は、私にとって「自分には何できない」ことを思い知る旅だった。

「まだ一円も稼げていない」
でも、私はまた、たくさんの失敗を糧に新しい挑戦をしている。

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